2024年02月29日 機能アップデート
2月の機能リリースまとめ:Slackからの依頼・相談、Word間差分比較、パフォーマンス改善
ContractS では、お客様のご要望をもとに理想的な契約ライフサイクルの仕組み構築のために機能開発を行っています。
2月は、2つの主要アップデートを実施いたしました。
Slackから依頼・相談が可能に
予告情報として掲載いたしました、「Slackからの契約書作成依頼、通知などの連携ができる機能アップデート」につきまして、Slack社のアプリ認証をクリアし、予定通り2/29(木)にお客様環境へのアップデートが完了いたしました。
本機能により、ContractS CLMに都度ログインせずとも普段利用するツール(Slack)で契約に関するやり取りができる事業部の使いやすい運用が可能です。
▼Slackからの依頼相談デモ動画
■機能のハイライト
1, Slackからの作成依頼・相談 :Slackのフォームを利用してSlackで契約書の作成依頼が可能です。
法務への相談や契約書がまだない場合の相談にもフォーム形式で対応ができるようになりました。相談後に契約書を作成する場合も、相談と契約書作成後の履歴が1つにまとまり情報の散逸を防ぐことができます。
2, Slack・ContractS CLM間のコメント連携
やり取りの履歴がContractS CLM上に蓄積されるため、スレッドを追うといった手間のかかる作業を経ることなく、情報をContractS CLM上でまとめて確認できます。
Wordファイル間の差分比較が可能に
Microsoft Word形式のファイル同士での差分比較ができる機能アップデートを行いました。
本機能を活用することで、先方より条文修正依頼を受領した際や契約更新時の対応などの際にファイルを1つずつダウンロードし、差分比較を行うといった手順を経ずにシステム内で一目で把握できるようになり、作業時間を短縮できます。
▼機能イメージ
■機能のハイライト
比較対象のファイルを選択、結果を表示します。
削除部分は打ち消し線、追記部分を赤字で明示され、比較結果を分かりやすく、別システムを通す場合と比較し作業の効率化が見込めます。
拡張CSV出力機能のパフォーマンス調整
1月に機能拡張を実施した「CSV出力機能」について、出力パフォーマンスの調整を行いました。
▼CSV出力機能では、既存項目に加え、下記一覧の項目が出力できるようになりました。
監査対応、管理上の利便性のご要望を反映したアップデートでございます。
カテゴリ | 項目 | 出力内容 | 活用シーン |
契約書情報 | ステータス | 出力時点での契約書ステータス | 漏れの確認 |
締結方法 | 締結方法(締結済みの場合のみ) | 税務署からの印紙税調査などで | |
担当者氏名 | 担当者の氏名 | リマインド 棚卸 異動対応 メンバー間の進捗管理 | |
担当者メールアドレス | 担当者のメールアドレス | 〃 | |
フォロワー(チーム) | チーム名 | フォロワー設定が正しくされている(きちんと見られている)か確認 期限管理をできているか、適宜変更したい 異動対応 リマインド 棚卸 | |
フォロワー(アカウント) | 氏名 メールアドレス | 〃 | |
ストレージ関連 | 保存先チャネル名 | 契約書の保存先チャネル名 | 部署、取引先、契約書類型等の確認 棚卸 紙とデータの振り分け作業 |
承認 | 承認申請者氏名 | 申請者の氏名 | 監査 内部統制上の規定 |
承認申請者メールアドレス | 申請者のメールアドレス | 監査 | |
承認申請日時 | 承認申請した日時を yyyy-mm-dd hh:mm で表示 | 〃 | |
承認申請時コメント | 承認申請時のコメント | 〃 | |
承認フロー完了日時 | 承認が完了した日時を yyyy-mm-dd hh:mmで表示 | 〃 | |
承認者1※ | 承認者の氏名 メールアドレス | 〃 | |
承認者1承認日時※ | 承認した日時を yyyy-mm-dd hh:mmで表示 | 〃 |
※承認者・承認日時のカラムは、有効な承認済み情報のみ出力されます。差戻し情報や差戻しで無効になった承認の情報は含みません。
まとめ
2月は、「Slackからの依頼・相談」、「Word間差分比較」、「各種パフォーマンス改善」をはじめとした開発を行いました。
Slack周り、差分比較機能につきまして、下記のように追加アップデートを予定しております。
※4月30日更新 Word/PDF間の差分比較の開発につきまして、開発に時間を要しており、スケジュールの延長が必要となりました。お待ちいただいている皆様に深くお詫び申し上げます。スケジュールが確定次第、情報更新いたします。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
引き続き当サイトでは、契約ライフサイクルマネジメントシステム『ContractS CLM』の最新情報をご提供してまいります。
ご検討の際には、ぜひ追加機能もお見逃しなく!