2023年10月13日 すべてプレスリリース
約半数が複数契約業務にわたってAI技術を活用。
~「AI利用状況調査レポート」を公開 ~
近年、AI技術のビジネスへの活用が急速に広がっています。特にリーガルテック市場では、2023年8月に法務省からAIなどを活用した製品が弁護士法72条に違反しない条件が示されたことにより、リーガルテック製品の開発や企業での導入が進むなど市場に変化が起きています。
ContractSでは実際の契約業務の現場でどの程度AI技術の活用が進んでいるのか実態を把握することを目的に、契約業務に携わった経験のあるビジネスパーソン1,066名を対象に調査を実施いたしました。
調査の結果、AIの活用状況だけでなく、AI利用の課題など新しい技術をビジネスでうまく生かすための鍵が見えてきました。調査結果のハイライトは以下の通りです。
「AI利用状況調査」ハイライト
・約半数がAIを契約業務に使用している
・AIを契約業務で活用している方のうち、半数以上が複数の業務にわたって活用をしている
・AIを契約業務に使用するには活用のノウハウが課題に
・AI利用を行う会社の多くがガイドラインの刷新を行った
■調査概要
調査時期:2023年9月15日(金)~16日(土)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、20~59歳、過去6ヶ月以内に契約関連業務を経験した企業勤務の男女1,030名
※契約関連業務で扱った契約書種別は以下を対象
秘密保持契約、取引基本契約、開発・業務委託契約、売買契約、リース契約、購買契約、賃貸借契約、工事請負契約、ライセンス契約、代理店契約、雇用契約、その他契約に関連する業務)
調査レポート詳細は、下記フォームよりダウンロードいただけます。
AI利用状況調査
調査結果詳細
- 約半数がAIを契約業務に使用している
AIを契約業務に使用していると回答したのは、43%。使用していないと回答したのは、53.2%。契約業務においてAIの活用が進みつつあることがうかがえます。
- AIを契約業務で活用している方のうち、半数以上が複数の業務にわたって活用をしている
AI利用の進む領域のTOP3は、1.契約書のレビュー(63.2%)、2.契約書のデータ抽出(59%)、3.契約書の作成(56.6%)。AIを契約業務で活用している方のうち、半数以上が契約書のレビュー、データ抽出、作成と契約業務の複数箇所にわたって活用をしていることが判明しました。
- AIを契約業務に使用するには活用のノウハウが課題に
AI利用の障壁となる要因のTOP3は、1.どのようにいかせるのかまだ分からない(33.7%)、2.不必要だから(22%)、3.わからない(16.9%)。AIの性質や予算に障壁があるというより、活用方法がイメージできていない、必要性を感じないという回答がAIを使用しない理由の過半数を占めました。
調査レポート詳細は、下記フォームよりダウンロードいただけます。
AI利用状況調査
■ContractS CLMとは
https://www.contracts.co.jp/
ContractS CLMは、契約プロセスの最適化と契約ライフサイクル管理を通して、業務効率化と生産性向上を実現する、契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システムです。契約書作成、法務相談、押印申請、締結、保管、ステータス管理など、事業部から法務部まで様々な部署が関わる複雑な契約業務を、迷わずもれなく行うことが可能です。また、締結済みの契約書のドキュメント管理や更新管理に加え、締結前の契約書のステータス管理から契約書の変更・更新の履歴まで、契約のライフサイクル全体の管理を実現します。
■ContractS株式会社について
https://www.contracts.co.jp/
ContractSは「世の中から紛争裁判をなくす」という志のもと、「権利義務が自然と実現される仕組みを創る」をミッションに、契約の本質的な課題解決を通して、多様な人々が生き生きと活躍し、権利義務が自然と実現される未来を目指しています。
■会社概要
会社名:ContractS株式会社
本社:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階 Inspired Lab内
代表者: 代表取締役社長 安養寺 鉄彦
設立日:2017年3月31日
事業内容:契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システム「ContractS CLM」の提供
URL:https://www.contracts.co.jp/